小波のテイクオフはすごく難しいんです。
小さければ小さいほど、ここしか無いって言うポジションがあります。
いや、凄く上手いサーファーなら、そんなにピンポイントじゃないよってことかもしれないんですが、
でもですね、私のような週一、いや最近は月一おじさんサーファー的にはピンポイントなんです。
それは、なるべく波のトップ付近をキープしながら、ボードの真ん中あたりにだけ加重ながらテイクオフするんです。
また、テイクオフする時の手の位置なんですが、あまりHOWTOでは、聞いたことがないんですが
波によって、手の位置を変えます。私だけかもしれませんが!ですから、
当然テイクオフした時の前足の位置も微妙に変わってきます。
波によって前足、後ろ足の位置は微妙に変えて波によって最適な位置に変えます。
それは、テイクオフする時に分かるんですが、
この波は早そうだな、とか、トロそうだなとかって何となく分かるじゃないですか、そうしたら、出来るだけ早くテイクオフするために
手の位置を探ってみて欲しいんです。大体手のつく位置によって前足の場所が決まって来るので。
前足ってライディング中に基本変えないと思うんです。
ですが、ステップバックと同じくらい前足も少し変えるだけでボードの動きが全然変わります。
テイクオフする前に腕立てみたいな体制になる時があるじゃないですか、あの腕立て体制の時、
どれだけ腕に体重が掛かっていますか?
例えば、陸上でその体制で腕だけで手押し車みたいに歩けますか?
歩けない人は体重の掛け方が足りないと思って良いと思います。
歩ける人も、少し手のつく位置を変えてみた時歩けるか試してみてください。
手をどの位置に着いても、歩ける人はいいのですが、歩けない人は、手を着いたまま、体の位置を調整して歩ける位置を探ってください。
この体重移動が小波でのテイクオフでは、肝になってきます。
ここまでの話はテイクオフ寸前までの話です。
ここからテイクオフします。
手のついた場所に体重を掛けながら、体重を意識をしながら、ほとんど前足だけに体重を掛けて立ちます。
立ちますが、立ち上がりません、低い体制のまま前足に加重したまま立ちます。
この時は、波の一番掘れているところのトップをキープしたまま立ちます。
波を降って行く時もまだ低い体制のままで、波の中腹くらい降ってきたところから、アップスをするならターンに入っていきます。
初心者向けの話なので、ボトムターンに入る話は、まだしませんがボトムターンしたければボトムにしっかり降りてからターンをはじめればいいとおもいます。
凄く短くまとめますと、ボードの真ん中寄りのベストなポジションに体重を乗せて波に乗るってことです。
これだけで、凄く変わりますので試してみる価値はあると思います。
では、さようなら