サーフィンの初心者な時は重力しか使えていない状態なんです。
上級者になるにつれて、遠心力が使えるようになって来るのです。
自転車で例えると分かりやすくなって来ると思いますが、自転車に乗り始めた頃は、まっすぐ、フラフラしながら乗っていたのが、
上手くなるにつれて、フラフラしなくなり、自由自在に曲がれるようになって、しかも、かなり傾いても倒れなくなります、スラロームも簡単に出来ると思います。
なぜか?
重力や遠心力、スピードなどが、関係しています。
初心者の時はスピードが出せないので、フラフラしてしまって乗りづらいです、なので曲がろうとしても、フラフラして上手くいきません。
自転車と同じです、でもスピードが付いて来れば安定するんです。
スピードが遅い時は、とうぜん遠心力が使えないですから、自転車でスピードがないと倒れてしまうのといっしょですよね。
遠心力とスピードは比例して増えていくので、まずは、スピードを出したい。
最初は重力しか使えないですが、重力だけでスピードをつけていって、だんだん遠心力を使って最終的にグングン、スピードアップさせていくイメージです。
最初にスピードをどうやって得るのか?
重力を使って波を上から下へ降りていく、ある程度の大きさのある波ならば、これだけで十分スピードがつくので、すぐ次の遠心力が使えます。
ただ、波が小さい時はどうするか?
やはり波を上から下へ降りていく重力を使うのですが、すぐボトムについてしまうので、上手くスピードが出ません、
なら、何回か回数を増やせばスピードが出で来ると思いませんか?
たとえ膝波でも、2回アップスやしてやれば、腰波に乗っているくらいのスピードが出ます。
この時のアップスはまだ遠心力が使えないので、重力のみ使ってアップスしていきます、波のトップから降る時は、体重をグッと前足に掛け体を小さく畳んで、
ジャンプする前の体勢に持っていきます、ボドムに来たら、一気にジャンプしてヒョイっとトップに登るイメージです、
重力と足のバネの力を使ってアップスしていきます。
縦に力を使っていきます、これでスピードアップが、できてから初めて遠心力が使えます。
スピードが付いて来たら、今度は軽いボトムターンをして少しずつ遠心力を使います。
すると、今度はボトムターンをするということは、波は当然、斜めの斜面になっていますから、縦だった力の使い方が、
傾いて来て斜めに力が使えるようになって来ます、なので体を傾けても、フラフラしないで安定してターンが出来るようになって来ます。
この時点ではまだ、斜めに力を使っていますが、重力が遠心力より大きいです、だんだんと重力を遠心力が超える時が来ます、
重力+トップターンで得た遠心力
ボトムターンで得た遠心力を今度はトップターンでも使います、今までは重力のみの力でトップから降って来ていたのが、
2つの力でトップから降りて来るので、ものすごいスピードで、降りて来ます。
重力<遠心力
ここまできたら、どんな技でも出来るようになります。
リップでも、エアーでもトップアクションなんでも恋です。
間違えた
なんでも来いです。
まだ、トップアクションのできない人はトップターンするほどの遠心力がないために、トップでボードから落ちてしまいます。
まだ不安定な状態でトップアクションをしようとしてるからです。
しかし、
重力<遠心力
ならば、トップアクション中もボードが足に吸い付いている感覚になるし、スピードもあるので、安定してトップアクションが出来ます。
なんかサーフィンてカンタ〜ン♪
てなります。
カットバックも、この感覚に近いので、十分なスピードがあり、カットバックの1つ前のターンでしっかり遠心力を得られれば、
ラウンドハウスカットバックも全然夢ではないですよね。
わたしも当然出来ないのですが、究極のサーフィン、フルレールのターンができれば、サーファーの頂点だと思います。
ケリースレーターのカットバックは、まさにフルレールです!
なのでみんな憧れているんだと思います。
ここで書いたことがサーフィンの全てだと現時点では、思っていますので、ここを目指していこうと思ってます。
ここまで来れれば、完全に人生変わるよ!
では、さようなら